催眠療法 よくあるご質問

Q 催眠療法を受けないほうがよい場合はありますか?

催眠療法では、これまで気づいていなかった心の内容と向き合う作業を伴いますので、

セラピーを受けることでかえって精神的に不安定になったり、混乱してしまうというリスクのある場合もあります。

 また、催眠療法によって精神的な側面から問題を解決するよりも、より現実的な対処法をとった方が、問題解決につながりやすい場合もあります。

 

 というような理由から、以下のような場合、催眠療法は行いません。

☆ 幻覚や妄想、その他精神症状が重篤な方

☆ 統合失調症を治療中の方

☆ 妄想症状や自殺企図・強い希死念慮等を持っている方

☆ 自他への攻撃(怒りや傷害)、衝動的な行動を取りやすい方

☆ 薬物やアルコールに依存する問題を治療中の方 

☆ その他、医師による専門的な治療が必要と判断された方 

 

 以下のような場合は、より専門的な医療機関・相談機関をご紹介することがあります。

 

☆ 経済的、法律的な問題で早急に現実的な対応が必要な場合(経済的な困窮、離婚や遺産相続などの法的な問題) 

 

☆ 児童に対する虐待(児童の保護が早急に必要な場合)

 

☆ 医療機関での治療が必要な場合 

 

☆ 妊娠されている方については、母子の心身の安全のために催眠療法を出産後まで延期されることをお勧めしています。

Q 催眠状態になると意識を失うのですか?

 私が行っている催眠療法の中で用いている催眠では、意識がなくなるということはありません。

  テレビの“催眠ショー”の中では「さあ、あなたは鳥になって空を飛びますよ」という暗示で出演者がパタパタと羽ばたく格好をしたり…と、暗示をかける催眠術師が、さもその人を意のままに扱えるような印象を与えられるかもしれません。

 しかし、催眠療法では、その人ははっきりと目覚めていて、カウンセラーから与えられる暗示や言葉かけを覚醒している状態で理解し、判断することができる状態にありますので、言いたくないことは「言いたくない」と伝えられますし、自分の判断に沿わないことに対してはきちんと「それは違う」と断ることもできます。

 なんでもかんでもべらべら喋ることもありません。むしろ、自分の内面にしっかり集中できているので、心の内側で起こっている感情や考えを通常よりもはっきりと認識し、体験できるともいえます。

 深いリラックスの状態に入るため、催眠療法の途中で寝てしまう方もいますが、カウンセラーがちゃんと起こしますのでご安心下さい。

 ご心配な方は、催眠療法を開始する前に、浅い催眠状態を体験することもできますので、カウンセラーにご相談下さい。

Q 催眠から目覚められないことはないのですか?

 私のこれまでの経験では、催眠療法で目覚められなかった方はいらっしゃいません。

むしろ、「目覚めてすっきり」という体験をなさる方がほとんどです。 

 催眠といっても、要するに“深いリラックスの状態”ということですので、よく眠れた後に感じる感覚に近い形で目を覚ますことができます。

 ごくまれに、(特に)深い催眠状態に入りやすい方が、体の違和感や「ぼんやりしている」と訴えられることがありますが、体を動かしたり、段階的に覚醒していく方法や

意識をはっきりさせる方法を用いることで日常の意識状態に戻ることができます。 

Q 何回くらいセラピーを受ける必要があるのでしょうか?

 その方が置かれている状態、これまでのいろいろな経緯、問題の深刻さ、その方ご自身が問題を解決しようとする意欲やモチベーションの程度などによって、どのくらいカウンセリングを続けていけば問題が解決するかはその人その人によって異なります。

 また、「どんな結果を目標にするのか」によっても、どの程度の回数のセラピーが必要になるかは変わってきます。 

 

 一般的な心理療法(カウンセリング等)でも言われていることですが、ある程度の

回数、セラピーやカウンセリングを継続していくことをお勧めしています。

 もちろん、1回のセラピーで解決、あるいは何らかの問題の改善を実感してお帰りになる方も多くいらっしゃいますが、セラピーを受けるにあたって、「セラピーを受けることでどうなりたいか」「それには何回くらいかかりそうか」「どういう方法を使って癒していくか」についてお客様とよく話し合った上で、その後のセラピーの進め方を決めるようにしています。

 

 心のより深い部分の内容と向き合いますので、3回ほど受けられると、より深い癒しを体験される方が多いようです。セラピーでひとつの過去の記憶を思い出し、癒しや気づきを経験された方は「さらに詳しく探求してみたい」と再度、ご予約いただく方が多くいらっしゃいます。

Q 私は催眠に入れるのでしょうか?

 催眠状態への入りやすさは個人差があります。入りやすさの個人差はありますが

多くの方が、何回かの催眠療法を受けることで何らかの感情的な体験をしたり、洞察がもたらされたりしています。

 

☆ かなり入りやすい方 (全体の約10%)

 映画を観ているように鮮明なイメージを体験する。あるいは、その時の自分になりきって話したり振る舞ったりする。

(例-3歳の子ども時代を思い出しながら、3歳の自分のようにしゃべる)

 催眠療法や過去生療法について書かれた事例などはこういう「入りやすい」方の体験談が書かれていることが多いようです。

 

☆ 入りやすい方 (全体の約20%)

 初回の催眠療法でストーリー性のあるドラマティックなイメージを経験する。映画を観ているように鮮明なイメージを体験する。

 

☆ 標準的な方 (全体の約50%)

 初回の催眠療法では「なんなくそう感じる」「なぜか悲しくなって涙が出る」「なんとなく○○が見える」といったイメージを感じることができます。セラピストの誘導とサポートで、現在の問題と何らかのつながりのある記憶や感情を体験する方がほとんどです。

 自宅でのメディテーションやリラクゼーションを繰り返すことで、何回か催眠療法を受けるとイメージがよりはっきり感じられるようになります。

 

☆ 催眠に入りにくい方 (全体の約20%)

 緊張が強く、催眠状態に入るのが難しい。イメージや感情を感じられない。「何も見えません」「何も感じません」「感情は特にありません」といったように、催眠状態に入っても感じることが少ない方もいます。

 

 原因としては以下のようなことなどが考えられます。

・ 催眠療法を受ける目的がはっきりしていない。

・ 現実的な問題が切迫している

・ 精神的な疾病、障害などによって強い緊張状態にある

・ 催眠そのものを疑っている

・ 問題の核心にふれたくないという無意識の抵抗

・ イメージが苦手

・ 理屈で分析する思考的な傾向が非常に強い

 

Q 催眠に入りにくい人は催眠療法はできないのでしょうか?

 催眠に入りにくい方には、以下のような方法を提案しています。

 

☆ カウンセリングを受ける目的を明確にする

「問題をどんなふうに解決していきたいのか」

「今、どんなことで困っていて、それをどうしたいのか」 

「どのくらいの期間、頻度でセラピーを行っていくのか」 

といったことについて、カウンセラーと話し合った上でセラピーを開始する。 

 

☆ リラックスした状態になる練習をする

 誘導瞑想CD(催眠状態に入るためにリラックスする誘導を編集してあるCD)や

ヘミシンクなどのリラクゼーションCDを使って自宅でリラックスした状態になる練習をすることで、催眠状態に慣れるための準備をする。

 

☆ オーラソーマやアロマテラピーの方法を用いてリラックスしやすくする

 リラックスを促進する香りを用いて、催眠に入りやすくします。

 

☆ 心身をよい状態にする方法を学ぶ

 周囲からのマイナスの影響を受けやすいために、催眠療法に入りやすくなっていく方がいらっしゃいます。心身をよい状態にする方法を学ぶことで催眠療法に入りやすくなる方もいらっしゃいます。

 

 癒しの方法は催眠療法だけではありませんので、催眠に入りにくい方の場合は、ハートからのカウンセリング、エンプティチェア・カウンセリング、オーラソーマをお受けいただくことを提案しています。

 また、催眠療法を受けてみて、継続するのがしんどいと感じた方は、次回以降、その他のセラピーに変更することもできます。

Q どんな問題でも解決できるの?

 多くのカウンセラーや癒しの方法がある中で、私のセラピーを選んでいただいたお客様と出会いとご縁に感謝し、お客様の問題が解決できるようにカウンセラーとして最善をつくさせていただいています。

 しかし、「魔法のように、あっという間になんでも解決できます」というようなうたい文句でセラピーを宣伝することはしません。ほかの心理療法や癒しの方法がそうであるように、カウンセラーは、魔法使いのように瞬時にすべての問題を解決できるわけではありません。

 これまで行ってきたカウンセリングや催眠療法で劇的な気づきが与えられたり、目から鱗が落ちるような体験をしたり、手放せないでいたものを手放そうと決心したり、これまで受け入れられなかった誰かを赦せるようになったり、大嫌いだった自分自身を、心から愛おしむ気持ちがわいてきたり…そんな、奇跡といいたくなるような場面をたくさんたくさん、お客様と一緒に体験してきました。

 しかし、そうした素晴らしい癒しや気づきを作り出したのは、カウンセラーの力だけではなく、お客様ご自身なのです。カウンセリングと次回のカウンセリングまでの毎日の中で、自分と向き合い、自分をいたわったり、瞑想をする、日記を書く、ヨガをする、思い癖を変える練習をする、アファメーションをする…といった自分ひとりでも出来るワークに取り組んだり…そんなお客様の日々の積み重ねがあるからこそ、癒しが生まれ、新しい自分への成長が生まれていきます。

 

 問題を解決するためのカギは、お客様ご自身が握っています。そして、問題を解決する魔法使いがいるとすれば、それは、あなた自身なのです。

 カウンセラーは、お客様が自分の中の「心の声」や「心の奥にいる賢い自分」とのつながりを取り戻し、現実生活の中で心と体と魂のバランスをどのように作っていくか

についてのアドバイスやお手伝いをさせていただきます。

 

 私は魔法使いではありませんが、あなたに起きる素晴らしい奇跡の瞬間をご一緒させていただけるよう、誠心誠意お手伝いしたいと思っています。